これは、私が起業前に立てた仮説です。この2つの業態をミックスすることで、世の中にある課題を解決できるのではないか。この仮説をもとに、現在のビジネスモデルを構築してきました。
土地の選定、賃貸マンションの企画・設計・建築 — それだけでは十分ではありません。投資商品として販売し、完成後の管理・運営まで責任を持って提供してこそ、不動産オーナー様や入居者様にとって真の価値が生まれます。

この考えのもと、私たちは土地の選定や事業プランニング、設計・施工、竣工後の賃貸管理・入居者様対応に至るまで、一貫して自社で手掛ける体制を築いてきました。私はこれを「不動産版SPAモデル」と呼んでいます。製造から販売までを自社で担うユニクロのように、一気通貫で行うことで、顧客ニーズを捉えた最適な商品を適正価格で提供し、企業としても時間や利益の機会損失を防ぐことができます。

このワンストップのビジネスモデルをすべて内製化したことで、事業は福岡・熊本・沖縄・そして東京へと順調に拡大してきました。

私たちの強みは、単に建物をつくることではなく「不動産オーナー様とその先の入居者様の生活価値をつくる」ことにあります。そのために当社のバリューには「その商品は家族にも勧められるか？」という問いがあります。オーナー様と入居者様の双方が満足し、幸せになれる物件をつくること — それが私たちの存在意義であり、従業員の誇りや幸せにもつながります。

今後は、年間100棟体制の構築と、賃貸マンション以外の事業領域への拡大を目指します。成長し続ける企業であることは、働く一人ひとりの成長につながり、社会により大きな価値を提供することを意味します。あなたがここで働くことで、自らの影響力を高め、周囲の人々を幸せにする連鎖を生み出してほしい — それが私の願いです。共に成長し、新しい価値をつくり出していきましょう。